感想
ジャンルは魔法ファンタジーもふもふ。まぁ後半はもふもふ要素少ないですけど、主人公が獣の傭兵ということでもふもふ要素は切り離せない。もふもふの傭兵とタイトルにもなっている魔女のゼロが、盗み出された魔法の書を探し冒険する物語です。
シナリオ自体は非常に良く出来ていたと思う。伏線の回収が非常に上手く、登場人物をかなり生かしていた。序盤で出たキャラが後半に設定明かされていく展開がマジかよ!って感じ。これは最終回のED始まる直前までタネが散りばめられてた。
何でここまで伏線を上手に使えたんだろうって思って調べてみたら、アニメ化されたのが原作の第1巻のみなんですね。原作1冊の中で収まっているから綿密に伏線が張れたのかと。
ラノベのアニメ化は1クールで4~5巻くらい使われるのが鉄板ですが、1巻だけと言うのは少々驚き。
本作のバトルシーンは非常に手短に簡潔されていたと感じました。バトルが長いアニメだと数分間だらだら走っては魔法打って、かわして魔法打ってみたいに、迫力があればいいんですがそうでなければ薄味。
ゼロ書だとほんの少しで決着がつく感じで、バトルよりもその前後のストーリーが重視されていたと思う。
王道ファンタジーで今期1,2を争う傑作だったわ。
★★★★
原作
虎走かけるKADOKAWA「電撃文庫」刊行
スタッフ
監督:平川哲生キャラクターデザイン:木宮亮介、又賀大介
音楽:松田彬人
アニメーション:WHITE FOX
キャスト
ゼロ:花守ゆみり傭兵:小山剛志
アルバス:大地 葉
ホルデム:加藤将之
十三番:子安武人
0 件のコメント:
コメントを投稿