2017年7月15日土曜日

ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 感想

感想

 ダンまちの外伝シリーズでアイズが主人公という扱いの本作。アイズが主人公と言いつつ同じくロキ・ファミリアのレフィーヤが目立っていました。

 本編と別のキャラにスポットを当てた外伝と言えばとあるシリーズ思い出します。とあるシリーズってキャラは同じだけど本編と外伝で、同じ町で全く別のことをしているって感じなんですよね。
 それを考慮するとダンまちの場合は本編と外伝でそこそこ近い内容ではあった。特に序盤は本編の描かれなかった裏の部分を描いているような感じ。例えば物語序盤の5階層にミノタウロスが迷い込んだところなど。本編に付随する要素がところどころで見られるのが楽しめた。

 原作はいつも通り読んでいないので、事前情報はアイズが主人公とだけ。(ダンまちのアニメ本編は放送当時ちゃんと見ていたよ!)しかし、主人公アイズというよりはレフィーヤ。アイズを心配するシーンなど、レフィーヤが主体になるところがそこそこあった。それからレフィーヤが成長していく様子も良く分かるし。
 後半になるとロキ・ファミリア自体がメインになっている感じもした。
 本編の初期はベルが1人で戦って成長するような作品だったと考えると、外伝の方はファミリアでダンジョンを攻略していくような作品。ダンジョンを攻略するという主旨は変わらず、焦点の当てられる人数が違うって感じ。

 最終回で疑問というか前作アニメと矛盾したのかなってところがあった。
 記憶違いでなければ本編アニメの終盤、18階層でベルとロキ・ファミリアが会っている。この18階層のロキ・ファミリアは59階層の遠征帰りって設定だったような気がする。で、外伝アニメではロキ・ファミリア全員が揃った凱旋シーンがあるのだが、本編アニメではOVAでアイズは本隊と離れてベルたちと一緒にダンジョンの出口を目指している。記憶が間違ってなければの話だけどここが気になった。

 一押しシーンは第2話でアイズたちが買い物に行く場面。
 アイズがヘスティアコスになるレアシーン。というか、ヘスティアの服ってお店で売っているんですね…。

 ★★★★

原作

大森藤ノ
SBクリエイティブ「GA文庫」刊行

スタッフ

監督:鈴木洋平
シリーズ構成:白根秀樹
キャラクターデザイン:木本茂樹
音楽:井内啓二
アニメーション:J.C.STAFF

キャスト

アイズ・ヴァレンシュタイン:大西沙織
レフィーヤ・ウィリディス:木村珠莉
ティオナ・ヒリュテ:村川梨衣
ティオネ・ヒリュテ:高橋未奈美
ロキ:久保ユリカ
フィン・ディムナ:田村睦心
リヴェリア・リヨス・アールヴ:川澄綾子
ガレス・ランドロック:乃村健次
ベート・ローガ:岡本信彦

シーズン

2017年春 全12話

関連作品

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2015春アニメ)

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